以前も紹介した友人が面白そうなことをしていた。
なるほどね。
少女思案中……
その勝負、乗った!!!!!
※五か月分のみ
人称等は適当
企画無視・崩壊要素あり
200文字制限なし
- ■1月:ウィンタースポーツをするなら1月! ゲレンデで運命の人に出会っちゃうかも…なんて想像していそうなメンバーは?
- ■2月:2月の寒さは厳しくて、体調を崩しちゃうかも?! そんな時は枕元でこのメンバーのやさしい歌声を聞いていたい…♡
- ■3月:春の息吹を感じる3月。 このメンバーはあなたからホワイトデーのプレゼントを待ってるみたい!
- ■6月:雨の日が続いてちょっぴり憂鬱な6月。 でも、こんな季節もあのメンバーとなら、しっとり楽しめそう♡
- ■8月:昼間は暑くて動けない・・・?! そんな8月の夜をこのメンバーと2人で過ごしたい…♡
■1月:ウィンタースポーツをするなら1月! ゲレンデで運命の人に出会っちゃうかも…なんて想像していそうなメンバーは?
天王寺璃奈
スキー板を履き終わり立ち上がろうとした時、予感がした。
雪が降りしきる中だというのに、胸の中が暖かい。何か予想もつかないことが起きる気がする。
このままスキー場に出て遊んでいるだけでも、楽しい時間を過ごせるだろう。
けれど、自分の力で新たな繋がりにアクセスしたい。待っているのは性に合わない。
理由なんて無くても、ただ貪欲に、只管に前を向いて進んで行きたいのだ。
「ねぇ愛さん、今日は一人で滑ってもいい?」
頷く愛にアイコンタクトをして、雪を踏みしめる。その乾いた音すら、私を祝福しているように感じた。
私の世界は、私だけのもの。未来はこの手で掴んでみせる――
■2月:2月の寒さは厳しくて、体調を崩しちゃうかも?! そんな時は枕元でこのメンバーのやさしい歌声を聞いていたい…♡
中須かすみ
「せんぱい、お粥出来ましたよー」
高熱を出して学校を休んだ先輩の為に、真心込めて作った手料理。
辛そうな先輩の側に座ってスプーンでお粥を掬い、一口ずつ食べさせる。何とか完食すると、先輩はありがとうと力のない笑顔を浮かべ、再び眠りに就いた。
そんな風に言ってくれるから――大好きなんですよ、せんぱい。
子守歌なんて柄じゃないけど。そんなに大人じゃないけど。
心を込めて歌えば、貴方の癒しになりますか。
静かに昔聞いていた唄を奏で始める。心なしか、先輩の表情が緩んだ気がした。
――せんぱい、これが私の気持ちです。今日は受け取れなくてもいいですから、ゆっくり休んでくださいね。
■3月:春の息吹を感じる3月。 このメンバーはあなたからホワイトデーのプレゼントを待ってるみたい!
桜坂しずく
ホワイトチョコ、普通のチョコ、何だかよく分からないお菓子。
周りの一年生たちがそれぞれに"お返し"を交換している。
かすみさんはチョコクッキーを作って来てくれた。「友チョコ!」なんてぶっきらぼうに渡すものだから笑ってしまう。私は貴方からのプレゼントなら何でも嬉しいのに。
ねぇ、かすみさん。貴方のことが好き。
だから私は友達でいるね。
――桜坂しずくは中須かすみの友達。決して恋心に気付かれてはいけない。
でも、もし貴方が酷い失恋を経験して、落ち込むことがあるのなら……
その時は私、役を降りるよ。けれど、かすみさんが諦めるまでは"あの人"との恋路を応援し続ける。
それが桜坂しずくの果たすべき……友達としての役割だから。
■6月:雨の日が続いてちょっぴり憂鬱な6月。 でも、こんな季節もあのメンバーとなら、しっとり楽しめそう♡
三船栞子
生憎の空模様に、あなたも残念そうな顔をする。
安心してください、こんな時でも楽しむ方法はあるんですよ。
生徒会室の長いソファに座るあなたの隣に腰掛け、身体をぴったりとくっつける。体温が伝わって来て暖かい。
「栞子ちゃん、どうしちゃったの!?」と素っ頓狂な声を上げるあなたの姿を見て、私はクスクスと笑った。
「ジメジメした空気だから、くっついていると暑いですよね。でも、だからこそです。お互いを認識し合うことで、黒い雲、雨の音、どんよりとした空気、その全てが幸福に感じられるんですよ」
あなたは真面目な顔で「なるほど」と頷いてから、私の方に体重を預けてきた。「栞子ちゃんの言う通りだ、くっついていると気持ちいいね」なんて笑っている。
その間、ずっと私の頬が紅潮しているのに気づかないまま。
「私より鈍いなんて、どうかしてます」
至近距離で囁いた言葉も、伝わらないまま消えていってしまう。
もう何も諦めないって決めたんです。この雨が止んで梅雨が明けても、ずっとずっとあなたにアプローチしてみせます。だから、覚悟していてくださいね――
■8月:昼間は暑くて動けない・・・?! そんな8月の夜をこのメンバーと2人で過ごしたい…♡
優木せつ菜
「あ、あづいですぅ~~~」
私ですら敵わない酷暑があるんですか!? あるんです。
今日は海沿いのお台場すら四十度を超える真夏日、殆どの学生は放課後直ぐに帰りました。
それでも!!!私は!!!部活に来たんです!!!!踊りたいから!!!!!歌いたいから!!!!!!
練習が私を呼んでいます!!!!!うおおおおおおおおお!!!!!!!!
動け私の足!!!!!!!!!
・・・・・・流石に今日は限界なようです。サポートの為に残ってくれた貴方も完全に溶けてしまってます。悪いことをしてしまいましたね。次から本当に暑い日は練習を休みましょう。
戻ってきた私たちを出迎えてくれたのは、冷房をガンガンに効かせた部室。手元には購買で入手したアイス。最高の空間です!!!
貴方とこの時間を分け合えるのが最高に幸せ……ですが、今日の優木せつ菜は暑さに負けてしまい、世界を救えませんでした。
だからこの時間は"あの子"に譲ってあげましょう。
ソファに置いてあるカバンから取り出した伊達眼鏡を装着。少しずつ消えゆく衝動的な私。後は任せましたよ……
――今日は本当に暑くて大変ですね。下校時間になるまで、ゆっくりと本を読んで過ごしませんか?
はい。
先駆者である彼はとにかく、私まで公式に怪文書を送り付けるのはどうかなと思ったので、文字数制限を外して自由に書くことにした。
あと楽に書けるキャラだけ選抜して。もう書かない可能性が高いけど、今後しれっと七人分増えてるかもしれない。気分次第。
しずくのやつは普通に書くつもりだったんだけど「絶対しずかすの方がいいじゃん」と思ったので。"あなた"がスクールアイドルだっていいじゃない。
貴方も二次創作を精製して企画を存分に楽しんで見ては?
Let's try!
おしまい